【 シリーズ 過去の記憶から未来へ 3】
前回は、親戚のおばさんからの思いがけない一言でした。
今日の過去の記憶は、少し大きくなって小学生〜中学生の頃。
いつになったら、明るい話になるのかって?
私も困っちゃう
だって、ずっと、ずっと根暗で陰気な子供だったんだもん
幼稚園、小学生は、言葉というものを使わずに過ごしていました。
だから、連絡帳には
「いつも大人しいありちゃん、もっと積極的になって欲しいです」
「遠足では、笑顔が見られました」など
「笑顔」が見れらた珍しい子供。
そんな私、絵を書く事は大好きでした。
決して上手では無いけど、賞を頂いた時は、嬉しくてちょっと心が動きました。
そして、少し自信を持ちました。
そんなちっちゃな自信を持ちかけた頃、消防車の写生大会がありました。
張り切って描いた真っ赤な消防車。
背景の色に迷って、消防車の赤が一番目立つ色に決めました。
黄 色
早速、職員室からお呼び出し
「なんで、こんな色を使ったのか?」
「後ろに黄色が見えたのか?」
ずっと質問ぜめ
・・・・
答えに困りました。
じゃあ何色が良かったのか、正解を探しました。
みんなの絵をチラッと見たら、青空の色が正解のようです。
そうか、みんな同じような絵が良いのか。
このような事は、中学生にもありました。
お題 「100㎡ 住宅の間取りを書きましょう」
子供の頃から間取り図は大好きで、新聞のチラシを見て、ワクワク想像していました。
夜も眠れず考えて、何回も書き直して出来た夢の間取り図!!
張り切って先生へ提出しました!
はい お呼び出しです(笑)
てっきり、褒められるのかと思ってたら
「これは何?」「なんで、これが家にあるの?」 質問ぜめ。
私の書いた間取り図
家の中に大きな噴水を入れました。
これが先生の目に引っかかったようです。
私の渾身の未来の自宅。
今でも頭の中にあるので、ほぼ書けるくらいです。
「光」と「風」だけを考えた間取り。
方角を考えて不思議な所に大きな窓でガラス張り。
歩く動線を考えて、風が自然に循環するように考えました。
噴水は、なぜか置きたかったのです。
水が循環して、風が通り、光の輝きがある家
理想的でしょ?(笑)
周囲と違った作品は、お咎めがある、そしてお呼び出し。
なんとなく、書く事が面倒になりました。
自分の内側にあるものを、絞り出し一生懸命表現しても、
いちいち「これは何?」「どうして?」「この色は違うでしょ」
「こんな所にこれ?」と否定されました。
表現する事が嫌になりますよね
だんだん暗くなってきたので、続きは次回にいたしましょう(笑)
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