【 シリーズ 過去の記憶から未来へ 2】
前回の根暗な小学生のお話
今回も・・(笑)
私は、3人兄弟の中間子。しかも3人年子です。
母は、大変だったと思います。
父は、既に自営をしておりましたので、
家庭の事は全く関わらなかったと思います。
でも、私は父が大好きでした。
尊敬する人は?と聞かれると迷う事なく「父」です。
これは、今でも変わっていません。
そんな小さい頃のお話です。
私は、3人年子の兄弟がいるので、
母の手が大変だったのでしょう。
私は、よく親戚のおばさんのお宅に泊まりに行きました。
おばさんのお宅は、越谷でした。
子供の私には、「こしがや」の「が」が発音しにくく
「こしやや」としか言えずに、笑われてました。
「こしがや」って言えたら泊めてあげるよとおばさんに言われ
それは子供ながらに真剣です。
だって、言えないと泊めてもらえないんだもん(笑)
一生懸命、何度も、何度も練習しても「こしやや」
それくらい、行きたかったのです。
おじさんもおばさんも大好きでした。
でもある時、聞いちゃったんです。
大好きなおばさんが
「この子、可哀想だから」って言ってたのを
えっ?誰のこと??
可哀想な子って「私」なの??
なんで可哀想なの??
。。。。
それは、それは、ものすごく衝撃でした。
おばさんの言う可哀想な子という意味は
母は、末っ子の妹に手がかかり
父は、長男の兄に期待してる
と言う意味でした。
子供ながらに
暫く、頭が真っ白になって何も考えられず・・
それから、だんだん落ち着いて
「私、可哀想な子なんだ」と自分で決定しまいました。
この言葉は強烈でした。
何かある度に、思い出すし、悲しくなりました。
今は、乗り越えましたが、
ずっと、ずっと心に引っかかって成長して行きました。
どうやって乗り越えたかは、また次回にしましょうね
この記事へのコメントはありません。