樹齢、数百年数〜千年の巨木
大地に根ざした力強い根、緑の苔が付きどっしり安定した根元。
見上げた空には、天高く大きく枝を張り、威厳ある姿
人は叡智ある樹を神、聖なる物への神秘性を重ねて見るのでしょう。
また、一年に一度、春の季節に咲く桜の木
人は、桜の開花に心を動かし、浮かれ高揚する。
植物は、自然と私たちの感情に寄り添ってくれます。
悲しい時、何も言わず黙って大地に根ざして存在し、
嬉しい時、共に楽しく、ダンスを踊るように。
がっかりした時、「頑張ってたね」と励ましてくれる。
まるで植物に「感情」があるかのように、
私たちに寄り添ってくれます。
植物には「感情」を理解する事が出来ると思っています。
ただ、人間の様に脳があるわけではないので、
理解すると言うのは語弊があるかもしれませんね。
私たちの感情を「匂い」などで察知しているかもしれません。
感情は「匂い」を発します。
甘い匂い。焦げ臭い匂い。酸っぱい匂い。カビ臭い匂い。優雅な匂い。
私たちが発する、その匂いを植物が察知して、
私たちの状態を理解しているのではないかと思います。
森の中を散策して、幹に触れてみて下さい。
植物の優しさ、香り、花開く優雅な姿に触れてみて下さい。
自分の感情や頭の中が整理できない時、
森の中に入って、どんな植物や、どんなお花に惹かれるのかで
今の状態を客観的に見れる様になります。
どんな葉をつけて、どんな枝ぶりなのか観察していると
自分の姿を投映している事に気づくでしょう。
最近、春らしく暖かくなってきたので、
花粉マスクをつけてでも樹々の中に入ってみましょう。
私も、そろそろ出掛けたいな^^
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